フィアット500 1.2 燃料漏れ修理
平成21年式 フィアット500 1.2 走行41,000km
ガソリンスタンドで燃料を満タンにしたところ、車両下部より燃料が漏れていたとのご依頼。
大事をとってレッカー車にて入庫。
早速リアシートを外してチェックします。
![フィアット500燃料漏れ](https://www.koyamajidoshakikaku.com/ja/wp-content/uploads/2020/05/fiat500fuelleak01.jpg)
車両を傾けると結構な量が漏れてきます。
![フィアット500燃料漏れ](https://www.koyamajidoshakikaku.com/ja/wp-content/uploads/2020/05/fiat500fuelleak02.jpg)
燃料ポンプ固定リングが割れています。
![フィアット500ガソリン漏れ](https://www.koyamajidoshakikaku.com/ja/wp-content/uploads/2020/05/fiat500fuelleak03.jpg)
燃料ポンプ固定リングを外してみるとネジ山部分も割れていました。
これらの割れにより、燃料ポンプを燃料タンクに完全に押さえつけることが出来なくなり、パッキンに隙間が空きガソリンが漏れていた様です。
![フィアット500燃料漏れ](https://www.koyamajidoshakikaku.com/ja/wp-content/uploads/2020/05/fiat500fuelleak04.jpg)
割れた部分は結構汚れていますので、かなり前より割れていたと思われます。
燃料タンクは、リアシートの下にある密閉の蓋にて室内空間と隔離されていますので、匂い等ではなかなか気が付きにくいのかもしれません。
燃料を満タンにしたときは、後部より車両下部を覗きこんでガソリンが漏れていないか確認したほうが良さそうです。
燃料ポンプはまだ使用可能と判断し、燃料ポンプ固定リングとパッキンのみを新品に交換、漏れが無いことを確認して修理完了。