アルファロメオジュリエッタ1.4ターボ 遅いパワーがない
平成24年
ジュリエッタ1.4ターボ
走行 98,400km
最近パワーがないような気がするとのご相談。
早速各部チェックします。
診断機をつなぐとフォルトコードが記憶されていました。
![ジュリエッタエンジン不調](https://www.koyamajidoshakikaku.com/ja/wp-content/uploads/2022/06/giulietta20220524001.jpeg)
実際に試乗をしても確かに遅く、DNAスイッチを「D(ダイナミック)」モードにしてもブースト計が3メモリ程度までしかあがりません。
ほとんど過給されていないようです。
「D」モード選択時のメーター表示(ブースト計)
![ジュリエッタDモードブースト計](https://www.koyamajidoshakikaku.com/ja/wp-content/uploads/2022/06/giulietta20220524003.jpeg)
各部チェックしていくと、インテークパイピングに亀裂がありました。
タービン後〜スロットルバルブまでの間で過給圧が漏れていたようです。
![ジュリエッタターボパイプ亀裂](https://www.koyamajidoshakikaku.com/ja/wp-content/uploads/2022/06/giulietta20220524002.jpeg)
部品を交換し試乗の結果、ブースト計は一番右まであがりパワー感も復活しました。
更に各部チェック、他に不具合は無さそうなため、修理完了。
その昔、
180SXにて夜な夜な運転技術の向上のため、ガソリンとタイヤを消費していた、という過去をお持ちのオーナーさま。
仕事の合間にジュリエッタを引き取りに来られましたが、パワーも復活し久しぶりの楽しさに仕事を忘れ、ついビーナスラインまで足を伸ばしてしまったとのこと。
お気をつけてお楽しみください。
ありがとうございました。