BIRKIN KENT1600 WeberDCOEキャブレター調整

エンジンから変な音がする。購入店で見てもらったが完全に治らない。とのことでご東海地方よりご来店。

バーキンセブンweberキャブ調整

早速、助手席におじゃましてお客様ドライブにて音を確認してみます。

低回転、ハーフスロットル時に「パン」「パシュン」「カン」というような音が聞こえます。

キャブの吹き返し音(バックファイヤー)です。

WEBER DCOE を一通り確認します。

アウターベンチュリーのサイズは適切な口径が装着されていました。
この口径により「負圧」、キャブにとってはすなわち燃料の出具合(吸い出され具合)が変わってきます。
口径が小さければ低回転域で負圧は増えて安定しますが、高回転域では吸い込める空気が制限される為パワーが落ちます。
口径が大きければ高回転で大量の空気を吸えるためパワーは出せますが、低回転域では負圧が少なく安定しません。

その他、
フロートレベルがズレていたので調整。
アイドルジェットが小さかったので交換。
メインジェットも小さかったので交換。
エアージェットも小さかったので交換。

松本市より海抜の低い東海地方へお帰りになられても調子のよいようにセッティング。

弊社敷地から出すためにお客さまが少し動かした瞬間に「全く別物です」と。
ご一緒に試乗の結果、大変ご満足いただきました。

遠方よりお越しいただきありがとうございました。

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