フィアット500ツインエア パワーウインドウ修理
H26年
フィアット500ツインエア
走行99,600km
助手席の窓ガラスを開けようとスイッチを操作したが、モーターの音はしたが窓ガラスは下がらず、そのまま走行していたら突然「ガタン!」音と共に窓ガラスが下がった。
その後、閉めるスイッチ操作にて窓ガラスは閉まった。
とのご依頼。
早速確認します。
窓ガラスを支えている樹脂部品が破損してしまい、樹脂部品から窓ガラスが外れてしまっている様です。

今回の症状は、
スイッチ操作によりパワーウインドウレギュレーター樹脂部品は正常に下降したが、樹脂部品の破損により窓ガラスは上部に取り残されていた状態(ガラスランチャンネルの摩擦により)になり、走行中の振動により下がった位置のままだった樹脂部品の位置まで窓ガラスが落下してしまった様です。
パワーウインドウレギュレーターのワイヤーが絡まったりせずに無事な場合は、樹脂部品の交換で対応可能です。
このパターンの故障は良く発生するので、弊社ではこの樹脂部品の在庫をしております。
(何度も開閉操作を行ってしまい、ワイヤーが絡まってしまった場合は、この樹脂部品のみでは直りません)

樹脂部品交換。

社外品の格安レギュレーターの様に、開閉速度が速すぎるという様なこともなく無事に修理完了。
片道約150kmの遠方よりお越しいただきありがとうございました。