グランデプント ギア抜け デュアロジック修理 Dualogic

冬季にギア抜け、朝もギアが入らないことが度々あるとのご依頼。

グランデプントギア抜けデュアロジック修理

診断機をつなぐと油圧系のエラーが記憶されていました。

グランデプントデュアロジック修理

エラー発生時のログを確認すると、エンジン回転数が 0 rpmの時に発生したエラーの様です。
走行中のギア抜けと直接の関係性は無いと判断して、一度エラーを消去して様子を見ることに。
(駐車場の関係などで助手席側から乗ると、ドアを開けてもポンプが回らない為、起こりうるエラーです)

グランデプントデュアロジック修理

他、各部をチェックすると、やはり怪しい箇所が有りました。
スムーズに動かなければならない部品の動きが悪くなっていました。

簡単に説明すると。。。
●減速時や登り坂などで、

●コンピューターが「3から2にギアを下げよう(シフトダウン)」の命令を出す。

●命令は出ているが、その部品の動きが悪くてシフトダウンが完了しない。(まだ2に変速できていない)

●コンピューターが「更に2から1にギアを下げたい速度なのに、これは何かおかしいぞ」と判断し、とりあえずギアをNにしてしまいます。

上記現象が起きる主原因の部品は在庫している為、即日部品を交換。

デュアロジックシステムのキャリブレーション(稼働部分や各センサー類の調整、較正 )も行い、
カシャッ、カシャッ、と調子の良い変速に生まれ変わりました。

また、クラッチレリーズプッシュロッド付近からデュアロジックオイルの漏れがありました。

グランデプントデュアロジック修理

デュアロジックオイルの量を確認すると、やはり少し減っています。

グランデプントデュアロジック修理

当然お金を掛ければ治りますが。
今回はデュアロジックオイルの補充をして、定期的にデュアロジックオイルの量を確認することで、 漏れの進行具合を確認しながらお乗りいただくことに。

ご予算に応じて相談しながら修理内容をご選択いただくことが可能です。

弊社へのご入庫ありがとうございました。

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